一級建築士について

記事追加 : 2015-06-05 16:35:46

一級建築士ってよく聞く資格だけれど、実際、どんな資格でどれくらい難しい資格なのか知らない人は多いと思います。事実、私も名前だけ知っていて、どんな資格なのかはよく知りませんでした。そこで、一級建築士ってどういう資格なのかちゃんと調べてみることにしたんです。

そもそも建築士ってどんな仕事をしているのかって話になると思うのですが、建築士というのは、建物を設計して、その工事を監督する仕事になります。そして、一級建築士というのは、それら建築士の中でも幅広い建物の設計と建設を許された、いわば建築士のプロフェッショナルなんです。そんな一級建築士になるためには、一級建築士試験というものに合格しなければなりません。

調べてみてわかったのですが、この一級建築士試験というのが、実に難易度の高い試験なんです。その合格率はなんと12%前後!! しかも受験資格がすごく厳しいから、そもそも受験するのも大変なんです。詳しい内容については割愛しますが、最短でも建築・土木科の大学を出て、2年間の実務経験がなければ受験できません。

そんな一級建築士試験は、試験内容が2つに分けられています。一つは学科で、もう一つは設計製図です。どちらの試験にも合格しなければ、一級建築士は取得できません。

まず学科ですが、学科は「建築計画」「建築法規」「建築構造」「建築施工」の4つの分野に別れています。学科の試験を合格するためには、これら全ての分野で合格基準点以上の点数を取り、かつ総合点でも合格基準点を超えなければなりません。ひとつの分野でもかけていると合格することができないので、非常にシビアな試験と言えます。

そして学科試験に合格すると、初めて設計製図の試験を受験できます。こちらは実技の試験になり、毎年異なる課題を与えられ、その課題に沿った形で設計図面を描いていきます。こちらの試験は知識だけではなく、実務による経験も試されます。

こうした2つのシビアな試験を合格して、初めて一級建築士を取ることができるのです。一級建築士は経験と知識の両方を合わせて、初めて取得することのできる資格なんですね。

日本の建築士はよく優秀だと言われますが、こうした背景があると考えると、どこか納得するものがあるように思いました。

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