司法書士について

記事追加 : 2017-07-07 13:53:09

難易度の高い国家資格の中でも、挑戦しやすいのが司法書士です。合格率はわずか3%と狭き門ですが、受験を受けるための必要資格が存在せず、また受験にかかる費用もそれほど高額にならないために気軽にチェレンジができるため、「とりあえず受けてみよう」と考える方もすくなくありません。しっかりと資格対策の勉強をしていれば、実際の合格率はもっと高いものと考えても良いでしょう。

司法書士は、裁判所・法務局・検察庁などに提出する文書を作成するお仕事です。不動産登記などの法的手続きを代行したり、会社の設立などの書類制作をおこなったります。現在では、研修を受け認定を受けることにより訴訟代理や法律相談の仕事も可能となり、さらなる仕事の幅が広がっています。

多くの士業がそうであるように、この資格を取れば即座に独立開業、軌道に乗るといった種類の仕事ではありませんが、仕事の需要が常に一定量見込めるために、資格を取得することで将来的にも安泰を見込める仕事になりますね。

受験資格不問のために受験者が非常に多いのは先にあげた通りなのですが、だからといって「思っていたよりも簡単」ということはありません。超難関なことには変わりないのです。資格取得までには何年も膨大な時間を資格勉強に捧げる方も少なくありません。

資格勉強には広範かつ「膨大な法律知識が必要となります。独学で取得する方もいますが、専門学校や通信講座などを利用して、基礎知識を十分につけてから受験に臨む方が多いようです。

今では安定した需要を見込める仕事の方が貴重と言えます。司法書士試験なら受験資格は不問ですので、国家資格取得に際して受験資格がネックになっている方でも問題ありません。超難関ではありますが、ぜひともチャレンジしていただきたい資格ですね。